【体験談】腸閉塞になるとどうなるのか⑥

はじめまして。
清水唯叶(しみずゆいと)と申します。

私は現在はフリーランスでイラストレーター・漫画家をしています。
そのきっかけとなったのが腸閉塞で入院した体験です。
腸閉塞になったのが2019年1月で、この記事を書いている半年前です。

元々は看護師をしていたので、病気の知識も入れながら踏まえ説明していきますので参考にしていただければと思います。

この記事を書いているのは皆様に病気のことを知っていただければという気持ちがあったからです。
また途中まで描いている漫画のブロットにしようと思っています。
今は時間がなくて漫画にできないので、まずは文章にして少しずつ漫画にしようと思います。
今すぐ詳しい内容を知りたい方は文章で、文章読むの面倒な方は漫画で見ていただければと考えてます

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腸閉塞になった経験についてお話します

私の入院中のおおまかな流れは以下です。

①強烈な腹痛、吐き気で受診
②入院
③手術
④水分、食事開始
⑤直後にまた腹痛があり腸捻転
⑥再手術
⑦水分、食事開始
⑧無事退院

前回は⑥~⑦の間を書きました。
今回もその続きを書きます。

制限の多い日々

12日目。

HCUから病棟へ戻りました。

そしてここでの悩みはまた口の渇き
今回はイレウス管も入っているため鼻から呼吸がしづらく、さらに口が乾きます。
前回同様に水を汲んでもらい口をゆすぐ

ちなみにこの時点で体につながっているものは以下のものです。
・イレウス管
・ドレーン(体に溜まった血を出してくれるもの)
・点滴
・膀胱留置カテーテル(おしっこの管)
・PICC(栄養を入れるため太い静脈から入れる管)

うん・・・
前回より増えてるね。

というわけでとても動くのが大変です。
寝返りも管の位置などいろいろ気にしなければいけません。

傷の痛みもあるため痛み止めを使うのですが、腸の動きを鈍くしてしまうため使うのをためらいました。
しかし痛みで眠れないので、看護師さんと相談して結局使用することにしました。
そのおかげで一時は寝れましたが、数時間のみでした。

腸捻転の原因は腸の動きがうまく戻らなかったためと医師から言われました。
そのため前回の術後より動くように心がけました

しかし、再発してからほとんど動けていなかったので筋力は予想以上に落ちてしまっていました。
腕をついてベッドから起き上がるだけで腕が吊るし、トイレまで歩くのもやっとです。
急に人が出てきて、ストップしようと力を入れると足が吊るくらいまで筋力は落ちていました。
自分でも思っていたより重症です。

徐々に回復を感じる

13日目。

前回と同様、トイレまで歩くことができるようになったので膀胱留置カテーテルが外れました
しかし体につながっているものが多く、看護師さんを必ず呼んでからとなりました。

14日目。

やや慣れてきてトイレは自分で行けるようになりました。
ただ点滴500mlと栄養剤を常に流している状態だったので、すぐにトイレに行きたくなりました。
たまに足を吊りながら、なんとか怪我無くトイレにたどり着きました。

あと微熱もずっと続き、なかなか寝付けない夜が続きました。
術後からここまで、まともに寝れていません。

この日、大部屋に移ることになってしまいました。
今までは個室だったので比較的、過ごしやすかったのですが・・・。

再発する前も個室にいたのは最初の3日くらいで、そのあとは4人部屋に移りました。
その際、夜にいびきがうるさく眠れなかったり、消灯時間を過ぎてもテレビの音を出しっぱなしの人などがいたので嫌でしたが仕方ありません。
基本的に若い人のいる部屋のほうがみんな静かに過ごしていたので、そういう部屋になることを期待しました。
期待も虚しく、いびきのうるさい部屋に当たってしまいました。

逆にこの日に良かったことは、病棟の端から端まで歩けたことです。
たぶん100メートルくらいかな。
普通の人なら全然たいしたことない距離ですが、自分にとっては進歩でした。

イレウス管による吐き気

15日目。

採血とレントゲンを撮りました。
術後の定期的な検査です。

採血の結果、脱水が少し改善し、点滴の量が減りました。
しかし結局、喉の渇きは変わりません。

ベッドに横になってテレビを見ようとしたときに、片側を向くとイレウス管が喉に当たり吐き気がでます。
固定の位置を調整してもらいましたが変わりません。
しょうがないので自分で良いポジションを見つけるしかありませんでした。

ただただ早くイレウス管が抜けてくれることを祈るばかりでした。
(ちなみにイレウス管はまた再発した時のため入れっぱなしにしており、腸の動きがはっきり確認できてから抜くと説明されていました。)

運命の日

16日目。

この日、造影剤を入れて腸が動いているか検査となりました。

ここで確認することは2つです。
・腸が動いているか
・手術でつないだところから造影剤が漏れないか

腸が動いているかも大事ですが、造影剤が漏れたら再手術なので大変です。

まさにこの日は私にとって「運命の日」でした。

検査の結果・・・

手術した部位の漏れもなく、しっかり腸も動いているとのこと。

やった!!

長く苦しんだイレウス管を抜くことができました

抜くときに思ったんですが、もっとスッと抜けるかと思ったら意外と時間かかって。
腸は長いのはわかってたけど、「そんなに管が入ってたの?」というくらいの長さでした。

病棟に戻ると、看護師さんやスタッフの方に「よかったね!」と声をかけられました。
担当回数が多い人はもちろん、少ない人にも声をかけられ嬉しかったです。

イレウス管を入れていると少し動かしただけで吐き気につながるので、笑ったり、しゃべったりするのもほとんどできなかったです。
なので、普通に話せることも嬉しかったし、「久しぶりに笑った顔を見た」と看護師さんにも言われました。

苦痛が減ったからか、その日はいつもより眠ることができました。
それでも数時間で起きてしまったので熟睡とまではいきませんでしたが。

でもイレウス管が外れたのが自分の中では最も解放感がありました

まとめ

今回は12~16日目までを書きました。

今回のまとめは以下です。
・相変わらず術後の口の渇きはつらい
・切除する手術だと術後に体につくものが増える
・筋力低下も半端ない
・大部屋は当たりハズレがある
・イレウス管が抜けると滅茶苦茶スッキリする!!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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