こんにちは!
ゆいとです。
私はイラストレーター・漫画家として活動しています。
デジタルイラストに必須のペンタブレットですが、板タブと液タブどちらを買うか悩むのではないでしょうか?
最初はSサイズの板タブを購入
↓
Mサイズの板タブを購入
↓
液タブを購入
といった順で、板タブと液タブを両方使用してきました。
両方使ってみた経験、初心者~中・上級者の目線、仕事に使う目線で選び方を紹介したいと思います。
結論から言ってしまうと、初心者の方でも最初から液タブを買ってしまうのが良いと思っています!
なぜかというと、2021年現在では安くて高性能の液タブが複数販売されているからです!
昔はなかなか手が出ない商品だった液タブが今では学生でも買えるくらいになっています。
これは今からデジタルイラストを始める人はめちゃくちゃ有利です!!
いろいろ比較検討したい人が多いと思いますので、液タブ・ペンタブともに具体的におすすめな商品について紹介させていただきます。
・板タブと液タブどちらを買うか迷っている人
・自分で比較する時間が取れない人
板タブ、液タブそれぞれの選び方のポイントはこちら


おすすめの板タブ
ワコム ペンタブレット One by Wacom
ペンタブレット大手のWacomの製品。
低価格で初心者におすすめです!
・タッチ機能なし
・Mサイズ(277×189×8.7mm)
・ショートカットキーなし
・Windows7、8、10 Mac Chromebookに対応
・USB-typeAで使用可能
Wacom Intuos Smallベーシック
上記の製品の上位バージョン。
中級者におすすめ。
・筆圧レベル4096
・タッチ機能なし
・サイズ(Small:200 x 160 x 8.8mm、Meduim:264 x 200 x 8.8mm)
・ショートカットキー4つ
・Windows7、8、10 Mac Androidに対応
・ワイヤレス接続可能
Wacom Intuos Pro Sサイズ
上記の製品のさらに上位バージョン。
上級者におすすめ。
・タッチ機能あり
・サイズ
(Small:269 x 170 x 8mm、Meduim:338 x 219 x 8 mm、430 x 287 x 8 mm)
・ショートカットキー6つ
・Windows7、8、10 Macに対応
・ワイヤレス接続可能
XP-Pen ペンタブ Decoシリーズ 10×6.25インチ
低価格なのに高スペックなのでおすすめです!
ただしtypeCなのでPCのUSB端子をチェック。
・左手モードに設定可能
・サイズ(351mmx217mmx8mm)
・ショートカットキー8つ
・Windows7、8、10 Macに対応
・typeC接続
・グローブ付属
HUIONペンタブレットH610PROV2
こちらも低価格なのに高スペック!
ただしtypeCなのでPCのUSB端子をチェック。
・左手モードに設定可能
・サイズ(360mm×240mm×13mm)
・ショートカットキー8つ
・Windows7、8、10 Mac Androidに対応
・typeC接続
おすすめの液タブ
13インチ
私は16インチ以上のほうが快適だと思います。
ただしコンパクトなものが適している人もいます。
・机のスペースが狭い
・持ち運びたい
・とりあえずコストを抑えて試したい
こういった方は13インチも検討してみてください。
Wacom One 13
Wacomの中では最安の液タブ。
液タブを試してみたい初心者の方におすすめ!
・フルHD画質
・色域72%
・タッチ機能なし
・Windows7、8、10 Mac Androidに対応
・typeA HDMI接続
HUION液タブ13.3インチ Kamvas 13
Wacomと比べると低価格で高スペックの製品です。
フィルムやスタンドがついているのも嬉しいですね。
・フルHD画質
・色域92%
・左利き設定可能
・Windows7、8、10 Mac Androidに対応
・3IN1ケーブルまたはtypeC接続(typeCは別売り)
・スタンド、アンチグレアフィルム付き
・ペンタブ 液タブ両用で使用可能
XP-Pen 液晶タブ Artistシリーズ 13.3インチ
・筆圧レベル8192
・フルHD画質
・色域91%
・Windows7、8、10 Macに対応
・3IN1ケーブル接続
・2本指グローブ、スタンド付き
16インチ
Wacom Cintiq 16 FHD
Wacom製の液タブでは値段・サイズともに高スペック。
Wacomで買うならこれが一番おすすめ!
・フルHD画質
・sRGBカバー率96%
・Windows7、8、10 Macに対応
・3in1ケーブル(USB-typeA HDMI接続)
・19°の内蔵スタンドあり
HUION液タブ Kamvas 16
液タブにしては驚きの4万円台。
価格を抑えてスペックを両立したい方へ。
・フルHD画質、フルラミネートスクリーン
・sRGBカバー率120%
・Windows7、8、10 Macに対応
・3in1ケーブル(USB-typeA HDMI接続)
・折りたたみスタンド付属
XP-Pen Artistシリーズ 15.6インチ
こちらも4万円台の液タブ。
こちらもかなりの高スペック。
・フルHD画質
・NTSC88% sRGBカバー率120%
・Windows7、8、10 Mac、Linuxに対応
・3in1ケーブル(USB-typeA HDMI接続)
・2本指グローブ、スタンド付属
20インチ以上
Wacom Cintiq Pro 24
プロ用の液タブの代表格。
サイズが大きいので、大きめの机や別売りでスタンドを買う必要があります。
・筆圧レベル8192
・4K画質
・sRGBカバー率99%
・Windows7、8、10 Macに対応
・USB type-C HDMI displayPort接続
・折りたたみスタンド付き(5° 20°)
XP-Pen 液タブ23.8インチ
9万円台の液タブ。
値段の割に高スペックでプロでも使える。
・筆圧レベル8192
・2K画質
・sRGBカバー率90%
・Windows7、8、10 Mac Linuxに対応
・USB type-C接続
・折りたたみスタンド内蔵(16~90°)
・2本指グローブ クリーニングクロス付属
HUION Kamvas Pro20(2019)
6万円台の液タブ。
この値段でこのスペックは驚きですね!
・HD画質 アンチグレア フルラミネート
・sRGBカバー率120%
・Windows7、8、10 Macに対応
・USB type-A HDMIケーブル VGAケーブル接続
・折りたたみスタンド内蔵(20~80°)
・クリーニングクロス 手袋付属
私が実際に使用した経験
私は最初に紙に落書きをしていたのですが、PCで絵を描けることを知り板タブを買って本格的にイラストを描き始めました。
最初に買った商品はbanbooという商品でサイズはsmallサイズでした。
これでも最初のうちは描くのに十分だったのですが、次第に線画の強弱や塗りの質感など出すために筆圧感知が高いものが欲しくなりました。
そして次に買ったのがintuos5という板タブです。
サイズもMを選び十分快適に使うことができていました。
ただ線が思うように引けず、線画を何度も引き直さないといけない点がネックでした。
そのため厚塗りの手法を学び、線画のクオリティをごまかしていました。
ある意味では成長に結びついてましたねw
次に筆圧感知が2倍になった点と、サイズが16インチと自分の環境に合っていると感じてcintiq16の液タブを購入しました。
使用した感じでは不便はないし、サイズもちょうど良いので描きやすいです。
ペンタブで感じていた線の描きにくさも減り、ペン入れしやすくなりました!
しかし2019年1月中旬ごろに値段が半額でcintiq16の2K 画質バージョンが発売され、もう少し待てばよかったと後悔しています。
正直、4K画質である必要はないかなと感じていたので、安いほうが良かったというのが本心です。
結果論ですが、必要だと思ったときに買って自分にとって利益があったので後悔はないです。
これから買う方には安くて高スペックなモデルがあるので、そちらがおすすめです!
私が現在使用している液タブ
Wacom Cintiq16 FHD
こちらが新しく出た2Kバージョンの16インチ液タブです。
Wacomのものにしてはかなり低価格でサイズもちょうど良いので個人的に一番オススメです。
Wacom Cintiq Pro16
こちらが現在、私が使用しているものになります。
4Kの画質で描くことができる点が最大の長所です。
その他は基本上記のものとスペックは同じなので、こちらを買うよりは値段とスペックのバランスを考え上記の商品をオススメします。
4Kのほうが細かい描写ができるので、緻密なイラストを描く方はこちらを検討してもいいかもしれません。
まとめ
個人的には16インチのサイズが値段、スペックともにバランスがよくおすすめです。
とはいえ人それぞれで求めるものが違うので、今までの記事を参考に自分に合ったものが見つかれば幸いです!
こちらも参考にどうぞ
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