こんにちは!
ゆいとです。
私はイラストレーター・漫画家として活動しています。
デジタルイラストに必須のペンタブレットですが、板タブと液タブどちらを買うか悩むのではないでしょうか?
最初はSサイズの板タブを購入
↓
Mサイズの板タブを購入
↓
液タブを購入
といった順で、板タブと液タブを両方使用してきました。
両方使ってみた経験、初心者~中・上級者の目線、仕事に使う目線で選び方を紹介したいと思います。
結論から言ってしまうと、初心者の方でも最初から液タブを買ってしまうのが良いと思っています!
なぜかというと、2022年現在では安くて高性能の液タブが複数販売されているからです!
昔はなかなか手が出ない商品だった液タブが今では学生でも買えるくらいになっています。
これは今からデジタルイラストを始める人はめちゃくちゃ有利です!!
いろいろ比較検討したい人が多いと思いますので、液タブ・ペンタブともに具体的におすすめな商品について紹介させていただきます。
・板タブと液タブどちらを買うか迷っている人
・自分で比較する時間が取れない人
板タブ、液タブそれぞれの選び方のポイントはこちら


おすすめの板タブ
ワコム ペンタブレット One by Wacom
ペンタブレット大手のWacomの製品。
低価格で初心者におすすめです!
ほんとに初心者向けなので、ある程度慣れてくると機能的にはちょっと物足りないかも。
・タッチ機能なし
・Mサイズ(277×189×8.7mm)
・ショートカットキーなし
・Windows7、8、10 Mac Chromebookに対応
・USB-typeAで使用可能
Wacom Intuos Pro Sサイズ
上記の製品の上位バージョン。
趣味でもしっかり描きたい人、または仕事でも使えるレベル。
多少お金をかけても機能を重視するならおすすめ。
・タッチ機能あり
・サイズ
(Small:269 x 170 x 8mm、Meduim:338 x 219 x 8 mm、430 x 287 x 8 mm)
・ショートカットキー6つ
・Windows7、8、10 Macに対応
・ワイヤレス接続可能
Xencelabs ペンタブレット Medium
海外企業の制作している板タブ。
最近出てきた製品ながらイラストレーターさんのレビューも多く評判がいい。
個人的には液タブも今後販売してほしい。
左手デバイスが魅力的で単品でもほしい。
・稼働時間16時間(充電時間3時間)
・ワイヤレスまたはUSB接続(USBタイプC→USBタイプA)
・付属の左手デバイスが優秀
製品はアマゾンにはありませんので公式サイトで購入できます。
左手デバイスはアマゾンでも購入できます。
おすすめの液タブ
13インチ
私は16インチ以上のほうが快適だと思います。
ただしコンパクトなものが適している人もいます。
・机のスペースが狭い
・持ち運びたい
・とりあえずコストを抑えて試したい
こういった方は13インチも検討してみてください。
Wacom One 13
Wacomの中では最安の液タブ。
液タブを試してみたい初心者の方におすすめ!
・フルHD画質
・色域72%
・タッチ機能なし
・Windows7、8、10 Mac Androidに対応
・typeA HDMI接続
ipad12.9インチ
13インチ台の液タブを考えているなら個人的にはipadを買ってしまうのがおすすめ。
私は13インチだと画面が小さいなどの理由から資料閲覧、動画閲覧用などに使っています。
イラスト以外にも幅広く使えるというメリットがあります。
ちなみにイラストに使わないのであれば11インチ以下のipadのほうが使いやすいです。
(軽いほうが片手で持ったり、外出時もかばんに入れやすいなどの理由です)
・クリスタの3Dなどの重い機能でも使える
・イラスト以外の用途にも使える
16インチ
Wacom Cintiq 16 FHD
Wacom製の液タブでは値段・サイズともにちょうどいい。
私は2~3年ほど使ってますが、個人的にはこれが一番おすすめ!
・フルHD画質
・sRGBカバー率96%
・Windows7、8、10 Macに対応
・3in1ケーブル(USB-typeA HDMI接続)
・19°の内蔵スタンドあり
20インチ以上
Wacom Cintiq Pro 24
プロ用の液タブの代表格。
大きい画面サイズを求めるならこれがおすすめ。
お値段が高いのがネック。
サイズが大きいので、大きめの机や別売りでスタンドを買う必要があります。
・筆圧レベル8192
・4K画質
・sRGBカバー率99%
・Windows7、8、10 Macに対応
・USB type-C HDMI displayPort接続
・折りたたみスタンド付き(5° 20°)
XP-Pen 液タブ23.8インチ
9万円台の液タブ。
値段が安いのに高スペックでプロでも使っている人がいる。
You Tubeなどにレビューも多いので見てから検討がおすすめ。
これも使ってみたことがありますが、ワコムに慣れているとちょっと物足りないかも。
(別記事で紹介予定)
・筆圧レベル8192
・2.5K画質
・sRGBカバー率90%
・Windows7、8、10 Mac Linuxに対応
・USB type-C接続
・折りたたみスタンド内蔵(16~90°)
・2本指グローブ クリーニングクロス付属
私が実際に使用した経験
私は最初に紙に落書きをしていたのですが、PCで絵を描けることを知り板タブを買って本格的にイラストを描き始めました。
最初に買った商品はbanbooという商品でサイズはsmallサイズでした。
これでも最初のうちは描くのに十分だったのですが、次第に線画の強弱や塗りの質感など出すために筆圧感知が高いものが欲しくなりました。
そして次に買ったのがintuos5という板タブです。
サイズもMを選び十分快適に使うことができていました。
ただ線が思うように引けず、線画を何度も引き直さないといけない点がネックでした。
そのため厚塗りの手法を学び、線画のクオリティをごまかしていました。
ある意味では成長に結びついてましたねw
次に筆圧感知が2倍になった点と、サイズが16インチと自分の環境に合っていると感じてcintiq16の液タブを購入しました。
使用した感じでは不便はないし、サイズもちょうど良いので描きやすいです。
ペンタブで感じていた線の描きにくさも減り、ペン入れしやすくなりました!
しかし2019年1月中旬ごろに値段が半額でcintiq16の2K 画質バージョンが発売され、もう少し待てばよかったと後悔しています。
正直、4K画質である必要はないかなと感じていたので、安いほうが良かったというのが本心です。
(4K画質は24インチ以上などの大きい画面でこそ必要となります)
結果論ですが、必要だと思ったときに買って自分にとって利益があったので後悔はないです。
これから買う方には安くて高スペックなモデルがあるので、そちらがおすすめです!
私が現在使用している液タブ
Wacom Cintiq16 FHD
こちらが新しく出た2Kバージョンの16インチ液タブです。
Wacomのものにしてはかなり低価格でサイズもちょうど良いので個人的に一番オススメです。
Wacom Cintiq Pro16
こちらが現在、私が使用しているものになります。
4Kの画質で描くことができる点が最大の長所です。
その他は基本上記のものとスペックは同じなので、こちらを買うよりは値段とスペックのバランスを考え上記の商品をオススメします。
4Kのほうが細かい描写ができるので、緻密なイラストを描く方はこちらを検討してもいいかもしれません。
まとめ
個人的には16インチのサイズが値段、スペックともにバランスがよくおすすめです。
とはいえ人それぞれで求めるものが違うので、今までの記事を参考に自分に合ったものが見つかれば幸いです!
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