【漫画家が解説】液タブを初心者が買うときの選び方【ポイントは8つ】

こんにちは!

ゆいとです。  

 

デジタルイラストで必ず必要なのがペンタブレットです。

液タブ派、板タブ派、iPad派など様々な人がいますよね。

自分にはどれが合うのか迷う人も多いのではないでしょうか?  

 

私は初心者の方にも液タブをおすすめしています。

ここ最近で価格が一気に下がり手が出やすくなったからです。

そして上達のスピードも液タブのほうが早いため。

 

この記事では液タブをはじめて買う方に向けて選び方を紹介したいと思います。

この記事はこんな人におすすめ
・デジタルイラスト初心者
・液タブを使ってみたい人
・どうやって選んだらいいかわからない人

液タブのメリット

紙に描くような感覚で描ける

アナログに近い感覚で描けるため、慣れるのに板タブより時間がかからないと思います。

また液晶保護フィルムで紙のような質感のものもあるので、よりアナログに近い感覚で絵を描くことができます。

ただし、ペンの芯の減りが普通の保護フィルムより早くなるので注意が必要です。

アナログで描いていた人も慣れやすい

これは上記と同じ理由になりますが、アナログからの移行であれば、液タブをオススメします。

アナログで描いているときのインク代や紙代などの費用を考えれば、少し高い液タブでもトータルでは良い自己投資になると思います。

作業が効率化される

板タブのように何度も線を引き直したりする頻度が減り、作業スピードが向上します

また液タブのモニターが2つになるということなので、もう一つのメインモニターでイラスト全体を写すことができたり資料を写したりといった使い方もできるようになります。

逆に絵を描いていないときには液晶タブレットのほうをサブモニタとして使うこともできるので便利です。

姿勢が崩れにくい

個人的には無理のない姿勢なので身体への負担は少ないです。

 

これは私が昇降式のスタンディングデスクを使用していることもあると思います。

自分に合った机の高さに微調整できるため姿勢が崩れにくいです。  

 

こちらの記事でスタンディングデスクについて書いているので参考にお願いします。

【PR】絵描きがスタンディングデスク使ってみた感想【FlexiSpot】
こんにちは。 清水唯叶(しみずゆいと)と申します。 私は現在フリーランスでイラストレーター・漫画家をしています。 絵描きは座っている時間が長いので机は大切です! スタンディングデスクを導入したら、めちゃくちゃ快適だっ...

 

一般的には液タブだと顔が下を向くので背筋が曲がり姿勢が悪いという意見がよく見られます。

このあたりは個人差のある部分なので、近くの家電量販店などで試しに使ってみるのをおすすめします。

 

  話が少し逸れますが、腰痛・肩こりの人は長時間の作業が原因のことが多いです。

対策として
・30~1時間ごとに5分くらいは休憩を入れる
・休憩でストレッチする
・普段から15分程度の軽い運動をする

この3つをするだけでかなり予防できると思います。

液タブのデメリット

価格が高い

買うときの一番のネックは価格ですよね

少し前までは10~20万円は必要でした。

それが今では5万~10万で買えます。

 

これは海外製の液タブの登場が影響しています。

海外製の低価格・高スペックの製品の登場により、ワコムでも13インチや16インチのもので低価格のものも登場してきています。

 

半額程度に安くなったとはいえ、人によってはまだ高いと感じるかもしれません。

しかし以前に比べれば購入のハードルは確実に下がっています。

机の上のスペースをとる

液晶タブレットはサイズの大きいものが理想的なので机のスペースが必要です。

ご自分の机の大きさに合ったサイズのものを購入するのがいいかと思います。

買ってから置けなかったり、他の周辺機器が置けなくなってしまったりといった問題が生じないように注意しましょう。  

 

基本的に使用してみた感じだと個人的には15インチ以上の液タブをオススメします。

理由はソフトを起動した際にツールパレットやレイヤーなどのスペースで実際に描くことができる描画スペースは減るからです。

配線が多くなる

液晶タブレットも最新のPCであれば少ない配線で接続できます。

USB-typeCなどだと1本でつなげます。  

逆に少し古いPCだと変換ケーブルが必要になり、配線が複数に増えてしまうことがあります。

目が疲れる

液晶に目を近づけて描いてしまう場合、目が疲れやすいことがあります。

アナログでも描くときに顔を近づけてしまう人は注意が必要。

対策として
・ブルーライトカットのメガネをかける
・30~1時間ごとに5分は休む
・ホットアイマスクなどでケアする

選ぶときのチェックポイント

筆圧検知レベル・傾き検知

筆圧検知レベルの数値が高いほどペンの入り抜きの感度が良くなります

とはいえ、最近の液タブは8192が多いです。

これだけあれば充分すぎるので、そんなに気にしなくて大丈夫!

ちょっと昔のだと2048だったりしますので注意。

 

傾き検知はペンを傾けたときの感知レベルです。

だいたい60°が多いです。

ペンを60°以上倒すと検知しにくくなるということですね。

これも最近の製品では差がないので、そんなに気にしなくて大丈夫。

接続方法

配線の接続には気をつけてください!

最近の製品だとtypeCというUSBポートがPCに必要になります。

これだと配線1本でつなげます。

 

古いPCを使っている人は変換アダプターでつなぐことになり、別売りで配線を買う必要が生じたりします。

これは買う前に確認!!
・液タブの接続方法
・必要な配線の種類
・自分のPCに何の端子があるか(USBの種類、HDMI、displayPortなど)

PCに詳しくない人は家電量販店に行って買いたい液タブの種類を伝えて聞いてみましょう!

Adobe RGBカバー率

これは表示できる色の範囲に関わります。

数値が高いほど色が細かく出ます。

だいたい今は75%以上のものが多いので、普通に使うならそこまで気にしなくて大丈夫

プロで印刷媒体の仕事とかするなら数値高いものを選んだほうがいいかも。

視差 遅延

視差はペンと画面のポインターとのズレです。

画面に出る丸いポインターとペンがズレていると描きにくいです。

最近の液タブは視差が少ないので基本は大丈夫ですが、できれば店頭で試しに描いてみるほうが良いと思います!

 

遅延は線を引いたときに画面内で遅れて線が引かれる状態です。

これだと描きにくいです。

これは液タブのスペックというよりPCのスペックによると思います。

特にメモリは
・イラストだと最低8GB以上
・漫画だと16~32GBくらい
くらいは欲しいです。

ショートカットキーの有無

ショートカットキーが必要な人はついているものを選びましょう。

 

ただし私は左手デバイスを別で購入して使用しています。

単純にキーボードの数が20個は必要だからです。

液タブについているボタンは6~10個くらいなのでちょっと足りないかなと思います。

 

左手デバイスについてはこちらの記事で詳しく書いていますので参考にどうぞ。

【4つ紹介】初心者に必須ではないけど、あると便利な道具
こんにちは。 清水唯叶です。 別の記事でデジタルイラストを描くのに最低限必要なもの3つを紹介しました。 でも、お絵かきライフをもっと便利にする道具がたくさんあります。 今回は以下の4つをご紹介します。...

タッチパネル機能の有無

タッチパネル機能はスマホやiPadのように手で操作できる機能です。

しかし、これはついていないほうがいいです。

 

線を引く際に手が画面に触れるため、ご検知が多いからです。

勝手にツールや設定が変わってしまうこともあります。

私はタッチパネル機能を常にオフにしています。

実際に使用した経験・感想

もう私は板タブには戻れません!

液タブが快適ですね。

個人的には
・線が引きやすい
・資料を見ながら描ける
という点が便利

 

逆に苦労した点はPCの配線です。

なので、これから買う人には気をつけていただきたいです。

 

私は最初板タブでデジタルイラストをはじめました。

ですが板タブは慣れるまでにほんと時間がかかりました。

だいたい1年くらい。

 

作品を完成させるのにも時間がかかって何度も挫折しました。

最初から液タブだったら、苦労は減ったのかなと今だったら思います。

 

初めはお絵かきソフトの使い方を覚えるのにも苦労すると思います。

なので最初の苦労と挫折を減らすためにも、初心者の人でも液タブをおすすめしてます。

おすすめの液タブ

私が使っているのはこちらの液タブです。

しかし今買うならこれは選ばないかな・・・というのが正直なところです。

他におすすめがたくさんありますのでご紹介します。

 

個人的には
・16インチ以上のもの(描きやすさ)
・コスパ(値段と機能のバランス)
を重視して紹介しています。

 Wacom Cintiq 16 FHD

HUION液タブ Kamvas 16

XP-Pen  Artistシリーズ 15.6インチ

 
 
更に高スペックを求める方にはこちら↓

Wacom Cintiq Pro 24 

 Wacom MobileStudio Pro 16 (2019年モデル)

 

XP-Pen 液タブ23.8インチ

HUION Kamvas Pro20(2019)

 

詳しくはこちらの記事で比較しています!

【2021年版】おすすめのペンタブ・液タブ比較【漫画家・イラストレーターが解説】
デジタルイラストで悩むのが液タブか板タブか問題ですよね。 私は初心者の方にも液タブをおすすめしています! この記事ではおすすめの板タブ、液タブについて詳細な比較を載せていますので参考になれば幸いです!

まとめ

液タブを選ぶときのポイントは

・筆圧検知レベル

・傾き検知

・Adobe RGBカバー率

・ショートカットキーの有無

・タッチパネルの有無

・接続方法

・視差

・遅延

 

特に接続方法には必ず確認しましょう!!

買ってから使えなかったというのは悲しいので・・・

楽しく絵を描くための参考になれば幸いです。

 

こちらも参考にどうぞ!

【漫画家が解説】板タブを初心者が買うときの選び方【チェックポイントは8つ】
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